月: 2012年4月 (Page 1 of 2)

ドライカーボン ボンネット ④

3コートめ、塗り上がりです
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オーナーさん、艶の感じはどうでしょう?
写真は塗りたてなので、完全硬化(数カ月から1年位?)すると多少の引けはあると思います

さらなる平滑性や深みを求めて4層5層にすることも可能ですが、この位で十分だと思います
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乾燥時間があるので、もう少しお待ちください

ドライカーボン ボンネット ②

2回目のクリヤ塗装
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2回目で、それなりに艶は出ます(標準仕様)

仕上がり具合を決めるのはクリヤの回数だけの問題ではありません

材料、希釈率、使うガン、吹き付け時の距離やスピード、重ね方からタイミング、そして塗り回数
どれか一つ違っても塗装の膜厚は変わるのです

単純に回数で決めるのではなく、どこまで仕上げるかが問題という事ですね
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今回の目標は標準仕上げのワンランク上なので、乾燥時間を取った後この上にもう一回となります

ドライカーボン ボンネット ①

紫外線等による劣化を防ぐためには塗装が必要なパーツです

今回はトリプルクリヤ仕上げ(3回塗り)します

写真は1回目の乾燥後
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艶が引けているのが蛍光灯の写り込みで解りますね

せっかく塗ったクリヤですが、そのほとんどを2回目の塗装の為に研ぎ落とします
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つづく

車体の真実

修理の依頼、相談等も多く、誰もが関心のある錆びの話

何度も書いていますが、「鉄」で出来ている以上どこにも錆のない車はありません

ただ、修理の仕方によってはより錆び易くなってしまうのは事実

いかに錆び難くさせるか、進行を遅らせるかが大切です

写真の34は以前の修理部分の酷くなったサビを一掃するために大掛かりなパネル交換をする事になった車両
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ウイークポイントでもあるフードレッジをそっくり交換します
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そしてさらに問題を発見、前回修理時の溶接部の錆や歪の残っているフレーム
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部分交換してパテ成形してあった部分等
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「この際に全て一掃!」というオーナーさんの決断の元、フロントフレームも新品交換する事になりました
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そこで解る事は「たとえ溶接部に手を加えていない部分であっても錆の進行している所はある」という事
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板金屋さんは知っている事実

どんな車でも「こうなっている」、もしくは「こうなる可能性がある」という事
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製造時のドブ付け電着塗装も入りきれない部分はあります
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さらにシーリングの甘い部分や新車時のシールが経年劣化でひび割れたり剥がれてしまう事も有ります

雨や泥、結露等で水が回り見えない所で進む錆
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もちろんパネルを剥がさない限りこの部分の錆を取り除くことはできません
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キレイな車のオーナーさんにはショッキングな内容かもしれませんが、

どんな車も「錆びていない」のではなく「錆びは見えていない」というのが車体の真実
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修理前より強くて錆び難いボディーを目指して進めていきます

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