今日は特に寒かったです
朝、水道は凍っていてしばらく水は出ないし、事務所ではFAXが寒さで動かなくなっていました
こんなの初めて
昨日も寒かったですが、毎年恒例の旧車イベント、ニューイヤーミーティングに行ってきました
大勢の旧車ファンでいっぱい、気温は低くても車好きは熱い?!
当然ですが第二世代のGT-Rはありません
これは私の考え方なので、興味のある方は参考程度に読んでください
エンジンチューニングと同じでボディー補強も「やらなくてはダメ」と言う事はありません
新車の状態で十分な強度、剛性、バランスがとれていると思います(耐久性にしてもしっかりテストされているはず)
でもそれはノーマルのエンジン(パワー)、サスペンション、タイヤのサイズ(グリップ力)を基本としたもの
チューニングエンジンを積んで、ワイドなハイグリップタイヤと高いばねレート、高性能ダンパー、サーキット等での高負荷走行、、
走行距離がかさむにつれ、悲鳴を上げるのはボディーです
当社でもよくやる作業の開口部等のスポット増し等のボディー補強、極端にガチガチにする訳ではありません
目的は歪んで戻るを繰り返して柔らかくなったボディーに、「追加補強を入れて新車時に近づける(+α)」、「ウイークポイントを補強して耐久性を上げる」ため
もちろん「ハイパワーエンジンやハイスペックサスペンションをさらに気持ちよく使いたい」と言うのも有り!
ただ強くするのは簡単、ボルトオンでも溶接でも追加補強すればするだけその部分は強くはなります
でも、重量増や車体のバランス、乗り味、耐久性、整備性、それに費用の問題ももかかわってくるのでそんなに簡単ではない物だと思います
スポット増しもガラスやドアを外す作業(それに伴う塗装)がある場合には薦めていますし、パネル交換がある場合は一緒に補強もありだと思います
「タイムアップの為に耐久性や整備(再修理)性を犠牲にしてでも」という場合は別として、〝極端〟なボディー補強は「乗り味が変わった」、「扱いづらくなってしまった」、「バランスが崩れた」となった時、元に戻すことが難しくなります
基本的にボディー補強はボルトオンパーツで!(いつでも元に戻せる)
そしてスポット増しやパネル追加なども弱点を補う目的で(事故修理等の整備性も考え、できるだけ重量増にならない様に)と言うのが私の考えです
私が生まれる前から沢山の人を魅了し、今も輝き続けるスカイラインと言う車。
多くの記録、伝説、物語はこれからも色あせることなく、永遠に続いていくでしょう。
その長い長い歴史の中のほんの一部分にでも関われている事を感謝しています。
スカイライン(GT-R)を扱う仕事をして、沢山のスカイラインオーナー(ファン)の方達と出会い、毎日スカイラインに触れ、スカイラインを愛して、今までも、これからも、
スカイラインの父、櫻井眞一郎さんが1月17日にお亡くなりになられました。
お会いした事はないのですが、大恩人を亡くした様でとても寂しい気持ちです。
私には目の前のスカイライン達を愛し続ける事しか出来ませんが、
心から、桜井さんのご冥福をお祈りします。
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