32、右リアフェンダーの錆。
マットガードが付いてるので発見が遅れます、オーナーの方は一度外してみてください！
月: 2007年9月 (Page 3 of 3)
32のリアフェンダーです。
外から見る限り、蚊に刺されたようにプクッと膨れているだけのように見えます。
でも塗装を剥いていくと、すでに穴が開いていました。
人間の病気に例えれば錆は癌と同じです。
気が付いた時にはかなり大きくなっていて、放って置くとどんどん転移して行きます。全身に廻って命を脅かすことも！
抗がん剤（錆処理、防錆剤）を使って進行を防ぐか、手術（パネル交換等）で悪い部分を取り除くか、いつも悩みます。
いずれにしても早期発見、早期治療が大切です。
33や34のヘッドライト、プラスチックなのでだんだん曇って来ちゃいます。
変色やひび割れは直せませんが、曇りは磨いてけっこうきれいになりますよ！
見ると気になるのでついつい作業途中に磨いちゃいます。
通常板金塗装といえば部品交換やパネル修正、塗装をして元の状態に復元させるのが目的です。
でもその技術を応用してプラスαの効果を得ることも出来るんです。
オーディオ、シート、ハンドルなどの内装をはじめ、ホイール、サスペンションを変えて、マフラー、吸気系、エンジン内部までにもと、チューニングを進めている人も多いはず…。
だけどボディーは？
エアロパーツを付けている人がいる位で、ボディーのチューニングを考えている人は少ないのでは？
外見を変えたくないのはわかるのですが、一番大事なところが一番後回しになっているのが現状です。
「何かを付ける」というのもチューニングですが、車体本来の “強度／剛性／美しさ”を取り戻すのもチューニング（調律）です。
板金屋さんで出来るチューニングやカスタムもあるんです。
スポット増しや立て付け調整、ペイントもコーティングも、ボディーチューニングと考えてください。
走るのも、眺めるのも、洗車までもが楽しくなってきますよ！
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