月: 2008年10月 (Page 2 of 3)

こちらも作業中

リップスポイラー他の修理とワンラップコートで入庫中の33。
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マグホイールの塗装修理で入庫中の32(33のホールは仮につけたものです)。
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こちらもエンジン、足回りが載りました。
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オールペンの32 ⑩

ボディー本体の板金が終わったところでスポット増しをします。
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これはフロントピラー部分。スポットの間隔は広い所で約80㎜もあります。
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追加で間に2発、といった感じです。
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開口部6ヶ所に施工後、裏表の防錆をしたところ。
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ドアヒンジ

ツードアのGT-R、重たいドアを支えるヒンジには負担が多く、寿命がきているものも少なくありません。

ヒンジ自体はドア側、ピラー側ともに2本ずつのボルトで止まっているだけですが、交換するにはドアかフェンダー(バンパーも)を外さなくてはなりません。
ましてやピラー側取り付け部の錆びを落として、となるとバンパー、フェンダー、ドア、一緒にフードヒンジも換えるならボンネットも、とヒンジを換えるだけで前廻りをそっくりバラスことになります。
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ココで豆知識、上の写真ドアヒンジとフードヒンジの艶の感じが違うのがわかりますか?
フードヒンジは他の新品パネルと同様に電着プライマー仕上げですが、ドアヒンジが黒いのはただの防錆。
シンナー等で拭くと落ちてしまいます。
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黒っぽいボディーカラーだからこのままでとか、上から塗装して、というのはNG!
キレイに落としてから塗装しないと後から剥がれてきます。(プライベートで交換しようというオーナーは気を付けてください)
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ちなみに右上と左下、右下と左上は同じ部品、つまりドアヒンジは左右同じものが上下を変えて付いているんです。(豆知識②)

オールペンの32 ⑦

昨日の続きです。
二枚のパネルが重なっているので外側のパネルを大きめに切り取り、内側のパネルの腐食個所を切り継ぎします。
手に持っている切り取った外側パネルも腐食部分のみ成形しました。
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元のパネルは腐食部以外は出来るだけ使うようにしています。
複雑な形を作るのは大変、でも見えなくなる所と言えど勝手に単純なパネルを貼ってしまうのは不安だから。
このような形になっているには理由が有るはず、と考えるからです。
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パネルに開いている穴や、プレスラインには理由が有ります。
部品の取り付け穴などは勿論、後から防錆剤を入れたり、水抜きが有ったり、強度や剛性、事故でぶつかった時の潰れ方まで考えられているはず。

沢山の車を修理してきましたが、修理することはけして凄いことではありません。
やっぱり本当にスゴイのは作ること、自動車メーカーってスゴイ!(当たり前ですね)

優秀な沢山の人たちが頭と体を使い、長い時間と莫大な資金をかけ、その時できる最高の物を作っています。
たかが一人の板金屋が出来る、考える事とはレベルが違いますよね。

でも、一つだけメーカーでは出来ない事が有ります。

それは時間をかけること!

走行、耐久テストや、衝突テストはできても時間のテストはできません。
10年後、20年後どうなるかは10年、20年たたないと分からない、まして使われ方も保管方法もメンテナンスや修理の有無、その方法も一台一台みんな違うんです。

その時間のテストをしているのがオーナーで、それを見て触る事が出来るのが修理屋だと、。

メーカーで考えられた基本は崩さず、悪くなった所を直し、どうして悪くなったかオーナーのテストの結果を見て対策を考える。
そんな作業をしていきたいと思います。(ココはこうした方が絶対良いという所には手を入れてますが)

内側も出来るだけ元の形に近づけつつ補強もしました。
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最後にアウターパネルをもどします。
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オールペンの32 ⑥

オーナーと相談のうえ、錆びて穴の開いているサイドシルの修理方法が決まりました。

修理と言っても方法は様々で、
①新品パネル全交換
②新品パネルを使っての部分交換
③パネルを切開して腐った所を摘出し、鉄板を切り継ぎしていく切開板金
④切り貼りはせず、外から修正、穴埋め、防錆をする方法
大きく分けて4パターンあります。

一口に〝治す〟といっても修理個所の部位、状態、費用、時間等を考慮してその都度考えて選びます。

まず①の長所は     新品パネルなので一番新車に近い状態(パネル部分は)になる
パネル途中での溶接が無い(場所により例外もあります)
パネルを外すことにより内側全体に手を入れられる

短所は    作業が大掛かりになり、部品の入手も含め時間がかかる
部品代がかかり、工賃も含め高くつく
痛んでいない部分の溶接もはがす事になる

これに比べて他の方法はというと、

②は部分交換になるので余計なところには手を付けずに済むし、作業時間の短縮にもなりますが、やはり部品代がかかることになります。

③は部品代はかかりませんが時間はかかります

④は部品代、時間ともに一番かかりませんが、損傷部の場所や状態によっては強度、耐久性ともに不安です

費用に関しては高い順に①、②、③、④となります。
時間はかかる順に①、③、②、④、

何度も書きますが損傷の部位や状態でベストの方法は変わります

今回選んだのは③番の切開板金、ジャッキポイント以外の錆はそれほど酷くない事と費用の問題(少しでも安いに越したことはないですから)、時間はかかってもイイという事で決めました。

運転席側のアウターパネルを剥がしたところです。
切ったパネルは修理して再使用します。
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インナーパネルはここで二枚重ねになっています。
外側エクステンション(フロントピラーにつながる部分)も、
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内側も完全に腐食して穴が開いています。
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助手席側も、
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手に持っているのは外側エクステンションの一部を切り取ったモノです。
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腐食した部分はすべて取り除き、新しい鉄板を切り貼りして修理します。
つづく、

ホイール塗装

オールペンの32の物です。
酷く汚れてしまっているので、まずは洗浄から!(左が洗う前、右が洗った物です)
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エアブローをしたら塗装が剥がれてきました、、、。
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ディスク部のみ塗装する予定でしたが、リムにも傷が多いので修理してペイントする事にしました!
こんなガリ傷なら、
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治ってしまいます。
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下地だけで2日もかかってしまいましたが、、、。

キャリパー塗装 2

塗り上がりました、33ブレンボの34仕様です!
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塗装前、ロゴの部分も削れてしまっていましたが、
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塗装後、brenboの文字もペイントで仕上げました。
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このあとワンラップコートで仕上げます!

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