昨日お見せした32のドア、内側から見てみると
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こんな状態です。
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原因はドア裏に張ってあるシート!
この部品(たしかドアスティフナー)はパネルの張りを出したり、防振、防音の為に新車時から張り付けてあります。
ですが、鉄板に直に張ってある為、少しでも隙間があると水が入り込み錆を誘発!気付かないうちに侵攻してパネルに穴を開け外側に出てきたのです。
シートを剥がすと他にも錆がありました。
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これが原因のドアの錆修理を何台も経験しています(その昔Y31シーマのドアで多発、実はR34でも数台ありました)。
たとえ新車から一度も修理していなくても、この様なシートやシーリング等の剥がれ、劣化ひび割れにより鉄板が直に水や空気に触れ錆びてくるのです。

防ぎようのないサビ、早期発見と適切な治療が大切です。

裏表ともに錆を取り、溶接で穴埋めしました。
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穴が小さいうちだったので、切り貼りはせずにすみました。
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錆の話、明日は34編を予定しています。