板金塗装と一口にいっても、作業内容は様々です。
板金工程では部品の脱着、交換、パネル修正(叩き)、骨格修正、溶接等、塗装工程では調色、マスキング、塗り、磨き等が主な作業。
ですが、一番時間がかかり、どの工程にも関係し、仕上がりや耐久性などに関わるのが研磨作業!いわゆるペーパーがけです。
塗装の剥離、パテやサフェーサーの研ぎ、足付け、錆落とし、キズ落とし、溶接前後処理etc、、。
ペーパーの形や番手は様々ですが、〝研ぐ〟作業がなんといっても多いんです(オールペン等では特に)。
旧塗装が粗悪な場合(密着不良等)はダメな塗膜全てを落とす必要があります。
(交換すれば早いのですが、部品が高いので)
特にバンパー等の樹脂パーツで複雑な形のものは、機械が使えない部分はひたすら手作業。
形を崩したり素地を傷めない為に粗いペーパーも使えないので、細かいペーパーを大量に使いながらの作業。
とにかく根気よく黙々と、、板金塗装って地味~な仕事の積み重ねなんです。