今回の32がGマガ号に近いと言った理由です。
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外から見る限り錆も酷くなかったのですが、サイドシルに発泡ウレタンが入っていました。
今迄の経験上、錆が出てくる(内側はすでに出ているはず)と判断して長く乗りたいというオーナーのためにパネル交換を薦めました。

当然両側です、費用も通常の料金に50~60万も余計にかかってきます。
しかしここで修理しておかなくてはせっかくオールペンをしてもすぐに錆びて来てしまいます。
もちろん交換したからと言って絶対に錆びて来ないとは言えません(新車から何もしなくても錆びては来るのです)。
でもきちんとした修理とメンテナンス次第で車の寿命を延ばしていくことは可能です!
もし部品供給が無くなったら、、修理することも出来ずに走れなくなってしまうGT-Rも出てくる事でしょう。
そうなる前に一台でも多くの車の寿命を延ばしていきたいと思います!

パネルの下側には水分(雨水や結露等)がたまります。
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通常ボディーには水抜きがあるのですが、潰れてしまったり、発泡ウレタンで塞いでしまうと錆の進行が早くなってしまいます。
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サビの修理、ウレタンの除去、防錆処理をするにはパネル交換しかありません
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重量増を抑え、簡単に剛性アップができる発泡ウレタンですが、車の寿命を考えると?マークです。
悪影響が無ければ今の新車で使っているはず、やっぱりメーカーってスゴイ!
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