月: 2011年3月 (Page 2 of 3)

計画停電の影響もあって、とびとびの更新になるかもしれません（現場優先です）

シルバーの32は完成、納車となりました（ドアヒンジ裏塗装後の写真しか撮っていませんでした、すみません）

33オーテックは

長年溜まった汚れ落とし？

ではなく

33弱点部分の錆修理（ちょっとわかり難いかな）

腐食部分は切り取ってしまいます

ホイール修理

こちらもお待たせしていますが、進めていますのでもう少しお待ちください

そしてオールペンの32は小物から塗装工程に入っています

同じ車ばかりを見ているとわかる事、

例えばフェンダーエンブレムの位置、

パッと見で違和感があり、補修してあるのがわかります

本来はこの位置です

他にもマッドガードのクリップや両面テープが付いていなかったり

プロテクターも、こうではなくて

こう

取付ボルト部分も

こうなって

こうが正解

以上、数日前の作業です

もともとは、作業の状況をお客様に見てもらうために始めたこのブログ

世の中の事件等にはなるべく触れないでやってきましたが、それでも今回の大災害は、、

しばらく休もうかとも考えましたが、毎日見てくれている方や入庫中で車の事が気になっているオーナーの為にも出来るだけ続けたいと思います

｢こんな時に｣という方もいるとは思いますが、車（GT-R）を治す、これが私の仕事であり生活です

今は被災地の方達には何もすることができませんが、たとえ厳しい状況になっても努力、そして節約して働きます

部品や材料の流通や電気（停電）などの問題も有り、今までどおりにはいかないかもしれませんが、ゆっくりでも少しずつでも進みます

メールをくださった方、ありがとうございます（個別に返信できなくてすみません）頑張りましょう

今日は計画停電がありました
止まって初めてやっと自分のグループがわかり、いつ止まるか解らない状況からは解放？かな

3月11日（地震後）の作業

かなり揺れました（怖かった）

工場及び、お預かりしている全ての車両には一切問題ありませんのでご心配なく

とりあえずの報告です（午後3時10分）

ドアから

ドアビームが

外れました

こう見ると簡単そうですが、けっこう｢危険｣で、ドアを傷めないように｢緊張｣する、でも｢軽量｣になるという〝3Ｋ〟の作業です

ボディー本体の板金作業は（理由あって細かく載せていませんが）終わっています

が、塗装前にやらなければいけない作業がまだあります

ホイールハウスの汚れ、サビ落としにアンダーコート

ドライカーボンパーツの加工、フィッティング、下地処理等なども

究極の軽さのこのドアを持つと、純正ビーム付きのドアを持つのが嫌になります(笑)

ドアを分解しているのは、交換や板金が目的ではありません

ドアのオモリ、じゃなくてビームを取り外すためです

せっかくドアを外したんだから、と言う事でヒンジも交換します

一見何でもなさそうでも

裏側はこんな感じ

右側も

他にも錆の修理をします

車体を上げて

フロア下、溶接止めのロールケージの裏側（溶接部）の錆です

溶接した所が

ことごとく

錆びています

ホイールハウス内も

、、、

このまま腐食したらロールケージの意味がありませんね

溶接したのがどうこうと言うより、焼けた所をそのままにした事が原因です

結晶塗装続きで、

昨日の続きです

結晶（チヂミ）塗装、今回の色は黒！ウチでは２番人気（１番人気は赤）の色です

地味、無難、と言ってしまえばそうなのですが

赤等の明るい色を使ったスペシャルな感じとは違って〝大人〟な雰囲気

実はウチの車もカム交換（すごく気持ちイイ仕様になりました）に併せて赤から黒に替えました

いかにも「玄人メカニックが組みました」という感じがしませんか？

コレは34の赤

存在感やインパクトでは赤の勝ち

色って悩む所ですね

ヘッドカバー類の塗装時には旧塗膜の剥離をします（剥がれてしまう塗膜の上から塗装しても意味がないので）

剥離剤を使用

その他にもサンディング、ブラスト等を使って下地づくりをします

塗装後の写真は明日お見せできると思います