月: 2009年5月 (Page 1 of 3)

遅れ遅れになっていましたが、いよいよボディーパネルの塗装作業に。

あとはボディー本体のみです。

こちらは本日入庫の34、ニスモエアロの塗装、取付をします。

ヘッドライトのスモーククリヤ塗装！今回は34です。

取り付けるとこんな感じ、

曇りも取れて尚且つシブい顔つきに。

完成間近です！

リヤスポのフラップも、
ビフォーアフターで見てください。

交換したのではありません、修理、塗装です。

せっかくなので細かい所にも気を使います。
ダクト部分裏側の見えるところに黒塗装、乾燥後マスキングをして塗装にかかります。

裏側を黒くすることでダクト穴がシャープに見えます。

ボンネット修理の34が２台、

うちの一枚、一見何でもない様ですが、

塗装の浮き、割れが有ります。

エアブローでパキパキと剥がれてしまいました。

ダクト下側のコーナー全部、、。こうなってしまうと相手がカーボンなので塗装を剥がす（下地処理）だけでも大変、またまた時間が、、、。

リヤパネル、レインフォースはバンパーが付いてしまうとほとんど見えないので、取付前にパチリ。

ボディーに一度当たって隙間の無くなっていたレインフォース、本当は手が入るほどのクリアランスが有ります。

同じくもう一台の34も、

入庫のついでに気になる所を一緒に、と言うのはよくあるのですが作業途中に残念な発見をすることもあります。
錆びていた、思ったより酷かったと言うのもそうですが、何より残念なのはいい加減な修理痕が出てきたときです。

こちらの34は右リヤフェンダーの修理で入庫したのですが、リヤバンパーを外したところ、（塗装のため）

バンパーはきれいなのにレインフォースは曲がっていて,リヤパネルも凹んでいました。

塗装がひび割れて錆びて来ている所も、、、。

オーナーさんは知らなかったとのこと、車を売ったお店も知らなかったのかも知れません。
でもバンパーを修理した人は知っていたはず、、、残念です。

しかしこの様な物をいい加減な仕事とか腕が悪いなどと単純には言えないんです。

これを解った上でお客様に｢直さなくていい｣といわれれば、当社でもこのまま元に戻してしまいます（錆びないようにタッチペンぐらいはしますが、）。
今回は修理する事になりましたが、オーナーさんにとって余計な出費なのは間違いありません（自分でぶつけてないのに修理するのですから）。

では誰のせい？直した板金屋さんでしょうか？
キチンと直してくれと依頼されていたのならそうでしょう、でも｢見えない所はいい」、「とにかく安く」、「何でもいいから早く」｢修復歴にならないように｣と受けた仕事だとしたら、、。

お客様が依頼する仕事です、予算、工期等、作業内容はお客様次第です。
損傷の程度を見て、かかる金額や修理方法、納期も含めてお客様と相談して作業をしていかなければ、とあらためて思いました。（作業者とオーナーの話し合いは大事です）

もう一例、34、リヤのナンバーステーの交換。

リヤのナンバーステー、右側が切れてしまっているのですが、

これも原因は以前の修理、曲がって塗装が剥がれてしまった部分がそのままになっています（左側）。
ここがどんどん錆びてしまったんですね。

レインフォースも歪んだままでした、、、。

今回はきちんと修理します。

ついでに錆び易い所に防錆剤も入れておきましょう。

こうして作業に時間がかかってゆくのです、、、、。

34のリヤスポフラップ、ただ治すだけでは無く、オーナーさんの希望でこうなりました。

ボディーや他のパーツとのコーディネイト、キレイですよ！

赤や青など他の色でも出来ます（修理のついでにカラーカーボンにするのもいいですね！）

こちらもお待たせしています。
外したパーツの塗装が上がりました！

34ニュル、一つ目の修理個所は、

リヤスポイラーのフラップ（カーボン製）です。

クリヤが剥がれが多数あります。

これを修理するのですが、ちょっと変わった塗装をします。お楽しみに！

完成間近！

仕上げはワンラップコートでピカピカです。