車を買う時や売る時に気になるのが修復歴だと思います。
もちろん“修復歴無し”というのが理想なのですが、これが結構ムズカシイ問題なんです。
修復歴の定義というのは色々あると思いますが、一般的なのは溶接パネルの交換と骨格部位の修正、交換があると”修復歴アリ”となります。
バンパーやフェンダーなどボルトオンパーツの交換や、外板パネルの板金修理は修復とはならないのです。
つまり本当は交換するべきパネルでも板金すれば修復ナシとなり、フレーム修正するべきボディーもそのまま手を入れなければやはり修復ナシとなってしまうのです。
大量にパテの付いた車や、フレームが曲がったままバンパー交換だけしてある車も見た事があります。
本当に大事なのは修復歴の有無ではなく事故歴の有無で、修復があった場合はどのように治してあるか、だとと思います。
新車からの状態のままというのが理想ですが、10年20年と経過すれば事故や修理をしなくても錆が出てきたりします。
車を売買する目的の目線で修復歴を気にするより、キレイに永く快適に乗れる事を目的にすれば、ボディーに手を入れていく事は必要になってくるはずです。
“修復歴はあるけれどカナザワで治したなら問題ナシ”と言われるようになりたいと思い、そのために努力していくつもりです。