月: 2012年1月 (Page 1 of 3)

錆は隠れています ③

こちらの32もパッと見はなんでもないようですが
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リヤフェンダーに小さくプクッと出ているこれは
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錆びです
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さらに塗膜を剥くとこんな感じ
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大したことない様に見えますが

さらに削ると

いました、錆
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アウターパネルの一部を切り取って
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インナーパネルの錆もしっかり落としておきます
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でも周りの他の部分は大丈夫なの?と考えますよね、

ハッキリ言わせてもらいます

「この修理方法では大丈夫じゃないかもしれません」

32のホイールハウスの場合、全周に錆が回っている場合が多いです

でも、外側に出てきたのは小さな錆、

この小さな錆修理の為にパネル全交換というのはやっぱり現実的ではありません

古くなった車体は、パネルを剥がしていけば錆びている部分は沢山あります

でも車体内部、パネル裏等の錆を取る為には大掛かりな作業が必要になります

もちろん、広範囲に錆びが酷い物や以前の修理のせい等で交換が必要な場合も有りますが、

出来るなら時間も費用も抑えて、というのが(私の)基本的な考え方です

車体のどこかに錆びがあるというのは現実、

でもそれが「出来るだけ広がらない様に、酷くならない様に」というのが修理やメンテナンスだったりするんではないでしょうか

もちろん出来るだけの事はします

見えない部分の錆が進まない様に防錆剤を流し込み
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「これ以上錆びてくるなよ」と言い聞かせて

トランクルーム側からも
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液剤がパネルの隙間から浸み出てくるまで
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「もう錆びてこないで」と願いも浸みこませて
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塗装作業終了後にはさらに防錆ワックスも吹き込みます

錆は隠れています ②

パッと見では「どこを治すの?」と言う位キレイな車両でも0028.JPG

32の場合,サイドシルやリヤフェンダーが弱点である事に変わりはありません
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にしてもコレは、
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かなり酷いパターンといえます
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錆びているというより腐っているという感じ(なぜかピントも合わない)
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ここまでになった原因はコレ、発泡ウレタン、、
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パネルを剥がせばさらに錆が見つかる事でしょう

作業が進んだらまたアップします

錆は隠れています

不運にもぶつけられてしまってパネル交換となった34
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パネルを剥がして解る事、

距離が浅くても、屋内保管でも、修復歴が無くても、

隠れた所に錆びはある物です
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車体のどこにも一切錆のない車はありません、ただそれがどの程度の物でどのくらい進行しているかの違い

このまま手を入れる事がなければ数年後には外側に出てきたかもしれない錆
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パネルを剥がさなければ手を入れる事の出来ない部分の錆が取れる事を
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不幸中の小さな幸いと考えれてもらえれば、オーナーさんの気持ちも少しは癒えるかも
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と、そんな事を考えながら作業しています
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作業待ちのお客様へ

長い期間お待たせしているお客様、本当に申し訳ありません

依頼、予約を忘れている訳ではありません

本当に一生懸命頑張っています

ただどうしても予定どうりにいかないのです

最初に決めた時間で出来る作業というのは少ない職種です

着手してから問題点が見つかっての追加作業があったり、追加部品待ちに時間がかかったりもします

さらに急な事故車の入庫(内容によっては数カ月予定がずれます)が続いたりもしています

「時間がかかるから追加作業は受け付けない」とか「急な事故は受け付けない」という訳にはいきません

安全性や走行に差し支えない車両や作業に時間をかけたい車両には待っていただくしかない現状です

もともと一般の工場の二倍も三倍も時間のかかる現場一人の工場で、さらに手間のかかる作業の仕方をしている事をどうかご理解ください

ちいさな工場なのでお預かりできる台数も限られています(お客様の車は全て屋内保管したいので)

事故車両(特にぶつけられた等、過失がない場合やそのままでは走行不可能な場合)や3日以内で終わるような軽微な修理、部品だけの修理塗装等で車両預かりのない物の入庫を優先している事もご了承願います

そして何よりも、お預かりしている車(作業)を最優先とさせていただきます

エアロパーツ 取付

昨日のつづきです

ハセミスポーツのサイドスカート、ツートン仕様です0015.JPG

一色塗りより断然カッコいいと思います
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フロントのカーボンディフューザーとの相性もグー
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32用リップ付きリップ風に言うと、34用スカート付きスカートという感じですね
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ニスモよりも張り出しが大きいので乗り降りの際は注意が必要です
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エアロパーツ

GT-RのエアロパーツといえばNISMOが定番

34もニスモ(バンパー、サイドスカート、リヤアンダー)の装着率が非常に多いのですが、

今回はハセミスポーツのサイトスカートを取り付けます
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つづく

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